お疲れ様です、のびすけです。
最近は雨が多くてジメジメした季節ですね。
子どもの服を含め、服の収納場所には、ぜひ除湿剤を入れて、除湿を行ってくださいね。
さて、今回は子どもの話から少し離れて、「本を選ぶ方法」をご紹介したいと思います。
育児に関する本を選ぶ際にぜひ参考にしてみてください。
早速行きましょう。
筆者の紹介
まず本屋に行き、例えば子どもの知育についての本を探すとします。
子ども知育コーナーに行くと、色々な魅力的なタイトルの本がずらっと並んでいます。
さて、どれが良いかな、と考えてしまいますよね。
あらかじめ、SNSで話題になっている本の中身をチェックするでも全然OKだと思います。
ただ、ここからが、私のびすけの持論です。
まずは「筆者」を見てください。
大学の先生や、有名なyou tuber、芸能人の方々など色々な人が書いた本がありますよね。
ここで少し難しいお話ですが、「科学的根拠」と「経験論」は全く異なります。
何を言っているの?、と思った皆さん。正しいです。
前回の記事でも少し触れましたが、「エビデンス」というのは日常の医療現場ではとっても重要です。
腹痛で外来を受診して、
「血液検査や画像検査を行い、明らかな炎症所見(バイ菌感染のことと思ってください)は無いので、ひとまず整腸剤(お腹の調子を整える薬)で様子をみましょう。」と言う医者と、
「あぁ、これぐらいなら僕の経験上、何もしなくて大丈夫。家に帰って様子見ていいよ。」と言う医者と。
皆さんならどちらの医者の方が良いですか?
意見は分かれると思いますが、最初の医者の方が、少し言い方が固いですが、安心しませんか?
後者の医者は、本当に大丈夫か?と、少し不安になりませんか?
何が言いたいかと言うと、
「科学的根拠」すなわち「エビデンス」は、医療現場でも本に記載してあることでも非常に大切なもの、ということ。
最初の医者のように、「科学的根拠」に基づいて書かれた本は、内容に裏付けがあり、信憑性が高いといえます。
反対に、「経験論」で書かれた本は、その筆者の経験を書いただけの本で、内容に裏付けが乏しく、一般論では無い(つまり、誰にでも当てはまるとは限らない)、ということです。
もちろん、これは、のびすけ個人の思いなので、絶対ではありません。
しかし、色んな数多くの本を読んできて、この本に書いてあることは面白いな、というのもあれば、中には、自分の経験や思いを書いただけだなと思う本にも出会います。そこから学んだ教訓です。
遠回りしましたが、
筆者が、大学の先生や研究者の場合、「科学的根拠」に基づいた本が多いです。
一方で、有名you tuberや芸能人の場合、「経験論」が多い気がします。
これも、もちろん絶対ではありません。芸能人の方にもしっかりとした「科学的根拠」を書いていらっしゃる本もあります。ただ、やはり少ない気がします。
本を選ぶ際は、「筆者」をまず見てください。
皆さんが欲しい情報を、その筆者はきちんと提供してくれていますか?
目次
筆者を見た後は、目次をペラペラとめくります。
目次は本の内容の簡単なまとめです。
いくら科学的根拠に基づいた内容であっても、皆さんが欲しい情報が載っていなかったり、少し主旨がずれていたらいけません。
自分が興味ありそうな話題、項目について触れられているかをきちんと確認しましょう。
本文
目次をめくった後は、気になった内容、面白そうな情報についての本文のページを見てみましょう。
小さい文字でびっしり書いてある本も、時には良いですが、子育てで忙しい中、そんな時間を作る暇は到底ありません。
科学的根拠に基づいて、興味がいくらあっても、本文が読みにくければ、なかなか手がつけにくいと思います。
適切な文字の大きさで、かつ、ポイントなどで分かりやすく、時にはイラストや図などが載っていたら読みやすいですよね。
自分にとって、ちょうど良い分量の本文を選んでくださいね。
価格
最後に本の値段を確認します。
ぎょっとするぐらい高ければ悩みますが、自分にとってこれは非常に大事な内容が書いてあると思えば、出来れば価格は気にせず購入しましょう。
本に対する出費を惜しむのは、もったいないです。
本は、人生をがらっと変える力があり、皆さんの言葉や語彙力を飛躍的に向上する力があります。
そうした出会いを、値段が高いからと無下にしてしまうのは、大変もったいないと思います。
のびすけ家は、できる限り、本に対するお金は惜しまないようにしています。
ぜひ、皆さんの一生を変える様な本に出会ってください。
そして、もし良ければ、ぜひのびすけに教えてください。読んでみたいと思います。
最後に
これだけ堂々と書いていますが、のびすけも本屋に行くと色々な魅力的な本に惑わされ、あれもこれもと買ってしまい、妻に怒られる日々を過ごしています。
その時読みたいと思った本は、できるだけその情熱が失われないうちに読みましょう。あとから何で買ったのだろう、こんな本と思ってから読むと、大体は本の内容が面白くなく感じてしまいます。
子どもにも、本をたくさん読んでいる親の姿を示したいものですね。
のびすけ
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