おやすみ、マイベイビー

子ども

お疲れ様です、のびすけです。



子どもの睡眠」について前回に引き続きお話ししたいと思います。

我が家は、背中スイッチが他の子より起動しやすいのか、
とにかく下に置いただけですぐに泣いてしまう子どもでした。

ですので、みんな睡眠不足になってしまい、
のびすけはそのまま仕事(仕事が上手くいく訳がない)。
のびすけ妻は、そのまま育児(日中も子どもの相手のため休む暇がない)。

とにもかくにも、ストレスフルになってしまい、すぐに泣いたり怒ったりしてしまう日々が続きました。

そんな中、子どもの絵本を買うために寄った本屋で見つけた本がこちら。


赤ちゃん寝かしつけの新常識 赤いライトで朝までぐっすり [ ソフィア アクセルロッド ]

今回は、
この本を選んだ理由も含めて、内容などを簡単に皆さんにご紹介します。

この本を選んだ理由

本屋には、目につきやすいように客(読者)の興味を引くような題名の本がずらっと並んでいます。

実際に子どもの寝かしつけのコーナーに行くと、同じような題名で、どれも買いたくなるような本がたくさんありました。

例えば、

子どもがすぐ寝る!すぐできる○つの方法!
これさえ実践すれば、すぐ寝る子どもに育つ方法○選!

など。

確かにどれも興味深いですが、

僕が本を選ぶ方法として、

①筆者の紹介②目次③本文④価格

を順番に見ます。詳しくはまた次回お伝え致します。

簡単に言えば、「科学的な根拠に基づいているか」が大事です。

医療でもそうですが、盲腸(虫垂炎)の患者さんを治療するのに、
医者が自分の経験だけで、
「これはすぐに手術だ!」
「家に帰って様子見てよし!」
とか言っていたら怖いですよね(実際にそういう医者も中にはいますが)。

そうではなく、お腹の診察所見や血液の検査をしっかり行なって、客観的な事実に基づいて、
「炎症の程度が軽いので抗生物質を飲んで家に帰りましょう。」
「画像検査で腹膜炎(お腹全体に炎症が広がっている)になっているので、すぐに手術を行いましょう。」
って言ってくれる方が、言われる方も安心しますよね。

すなわち、「エビデンス(evidence)」が重要なんです。日本語に訳すと「証拠」。

これは人生を生き抜く中でとても大事なことなので、是非参考にしてください。

話は戻りますが、
この本の著者ソフィア・アクセルロッドさんは、睡眠について研究を行う二児のお母さんで、
生物学の博士号を取得されている研究者の方です。

自らも子どもの不眠に悩まされ、睡眠についての研究を数多くされており、
本の中にも数多くの科学的根拠(論文)に基づいた方法が紹介されていました。

また、本の中にも、イラストを多く使用され、大変読みやすく、
分量もそれほど多く無いので、頑張れば2,3日で読める内容であることも気に入りました。

内容を簡単にご紹介

赤ちゃんに一晩中ぐっすり眠ってもらうポイントと、「赤ちゃんの寝る力を引き出す睡眠トレーニング」をくわしく紹介しています。

その中で、大切にすることとして、印象に残ったのが一つ。

 寝かしつけはママだけのものではない。

我が家の子どもも、男の子のためか、ママにべったりくっついて、夜寝かしつけは自然とママの当番になっていました。

でも、なかなか寝ないと、ママもぐったり。

睡眠不足は出産直後の母親の精神状態に直結し、産後うつになるリスクが高まると言われているそうです。

夜の寝かしつけは、ママだけの仕事では無い。
パパも積極的に行わないと。

改めて実感した文章でした。
ただし、パパにも、産後うつの症状が出ることもあり、積極的過ぎてもパパが体調を崩してしまう可能性もあります。
何事もほどほどに。

さらに、本の中には、年齢別の必要睡眠量や、朝までぐっすり寝をかなえる25のポイント、睡眠トレーニングの実際の方法なども紹介しています。

ポイントの中には、

赤いライトをつけて寝る

早寝にこだわらない

など。

睡眠不足で家族へとへとな方、子どもの寝かしつけに苦労している方は是非読んでみてください。

今も続けていること

この本を手に取ったのが1歳前後。

できる範囲で我が家でもやり始めました。

例えば、「できるだけ赤ちゃんの毎日をルーティーン化する」。

寝る前に、少し暗い中で、絵本を1冊ゆっくりと読み、それからおやすみと言って抱きしめる。

それだけで、子どもは安心するのか、ものの5分するとすやすや眠りはじめました。

これとこれが済んだらもう寝る時間だよ、と子どもに伝えなくても、
子どもの頭の中で順番が決まってこれば、後はもう一押しさえすれば、寝てくれるようになりました。

他にも、赤いライトなどは今も寝室にあります。

最後に

さて、今現在はどうか。

2歳を過ぎた我が家のbabyは、見事、体力おばけに変貌しました。

のびすけの注意も聞かずに、ベッドの上で、ぴょんぴょん跳んではしゃぎまわる始末。

制止しているうちに僕自身が疲れきって先に眠ってしまい、体力が尽きたのか、パパの膝の上で子どもは勝手に眠ります。

そして最終的にのびすけ妻に、「何寝てるの、ちゃんと子どものおもちゃ片付けてから寝なさい」と怒られながら起こされるのびすけ。

日々精進です。おわり。

のびすけ

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